■Toonシェーダー(セルアニメ調レンダリング)1■
XSIのToonシェーダーはスゴイ!だけど日本語マニュアルがない!なので知ってる事だけ覚え書きしました
1. オブジェクトを選択して Material>Toonを指定
2. 7キーを押してRenderTreeを見るとこうなってます
3. デフォルトではこうなってます。
4. 
シェーダー制作者の意図ではBase=ノーマル色、Highlight=ハイライト(そのままです…汗)なのですが
α=1
Iluminance:オフ
composting:Nomal
に設定後、アニメ色指定的にBase=影色、Highlight=ノーマル色として考えて下さい。
もし色指定があればロトスコープしてそこからスポイトでピックするのが簡単です。その方法で指定した結果が
右のキャラクターです。質感はセルアニメ調になりましたがこれだけだと何かが足りません!
5. 
カメラにLensShaderを追加します。>Toon_Ink_Lens
6. 輪郭線が出ました。左はデフォルトの状態です
7.
Toon_Ink_Lensの各パラメーターを編集します。RequireHostにチェックを入れると「Toon_Host」マテリアルが
ないオブジェクトには輪郭線が出ません(逆に言えばコレにチェックを入れなければ何でも輪郭線が出せます)
8. マテリアル「Toon_paint&host」をダブルクリックして…
Seamsを編集します。今回のキャラクターはワンスキンではなく複数のオブジェクトでモデリングされてます。
別オブジェクト部分に望まない輪郭線が出てしまうのをこの設定で防ぎます。ボディーの黄色部分のマテリアルに
この設定を行いました
9. これでセルアニメキャラらしくなりました。
■設定によって色々な結果が得られます。いくつか遊んでみました♪
A: 「Toon_Paint&Host」のsoftnessを使用、Rimlightをオン(Invert)
 
B: 「Toon_Paint&Host」のsoftnessを使用、Rimlightをオン
 
C: 「Toon_Host」+「Toon_Paint_Round」なにやらメタリック?
 
D: カメラの「Toon_Ink_Lens」設定を編集して輪郭線に強弱をつけると手描き風に…
(c)Beyond C /「チキン保険に加入下さい」より
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